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後方彼氏面とはどういう意味?元ネタや特徴、関連用語を紹介

後方彼氏面とは、アイドルのライブ会場などで前方で盛り上がっているファンではなく、あえて会場の後方や二階席などで静かに応援しているファンのことを指します。その態度が、彼氏面をしているように見えることから、後方彼氏面と呼ばれるようになりました。

後方彼氏面の元ネタ

後方彼氏面とは、アイドルのライブ会場などで前方で盛り上がっているファンではなく、あえて会場の後方や二階席などで静かに応援しているファンのことを指します。

曲や雰囲気などに合わせて声援を送ったり盛り上げたりすることなく、腕を組んで見ていたりそっと頷いていたりと、余裕のある態度を取りながら見守っているのが特徴です。その態度が、彼氏面をしているように見えることから、後方彼氏面と呼ばれるようになりました。

後方彼氏面の特徴

後方彼氏面は、決して本当の彼氏というわけではなく、ただのファンにすぎません。ですが、あたかも自分は周りよりも好きなアイドルのことをよく理解していて、普通のファンとは違うのだと一線を引きたいがためにあえて後方を選び、関係者かのような冷めたような態度を装っています。

基本的に売れていない時代や初期の頃からのファンが多く、誰よりも長い間応援していてよく知っているという自信からこのような態度を取ることが多い傾向にあります。

後方彼氏面は、「上手くなったなー」「今日はいつもより良かった」などの上から目線ともとれる台詞を口にすることが良くあります。これは自分が、好きなアイドルの特別な存在であると感じているからであり、ここまで育てたのは自分だと思っていたりもします。

このような台詞を独り言のようにつぶやくこともあるため、周りから危険だと距離を置かれてしまう人も多くいます。

後方彼氏面の関連用語

後方彼氏面とは、アイドルオタクの中で使用されるドルオタ用語の中の一つです。アイドルオタクの世界は、他の世界とは異なる独自の文化があり、ドルオタ用語もそのうちの一つとなっています。

よく使われる用語として、女性アイドルの熱狂的なファンのことを指す女ヲタや、アイドルや有名人とばかり付き合うプロ彼女などの言葉があります。

文化やドルオタ用語をマスターしておくことで、ドルオタ同士の会話を理解することができ、アイドルのライブやイベント等をより楽しむことができるでしょう。