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エガちゃんねるでの「あたおか」の意味は?視聴者はあたおか?

「あたおか」は「頭がおかしい」という言葉を略したものです。エガちゃんねるにおいても「頭のおかしい奴ら」という意味合いで使われています。しかし、エガちゃんねるの視聴者は、「あたおか」を侮蔑の意味としては捉えず、ジョークあるいは視聴者を示す符号とみているようです。

エガちゃんねるでの「あたおか」の意味

エガちゃんねるの動画コンテンツでは、視聴者や自身のファンのことを度々「あたおか」と呼びます。これはどのような意味なのでしょうか。

「あたおか」は「頭がおかしい」という言葉を略したもので、侮蔑と捉えられる言葉です。エガちゃんねるにおいても「頭のおかしい奴ら」という意味合いで「あたおか」は使われています。

もちろん、「あたおか」は軽々しく人に向けてよいとはいえない言葉です。しかし、エガちゃんねるの視聴者は、「あたおか」を侮蔑の意味としては捉えず、ジョークあるいは視聴者を示す符号とみているようです。

「あたおか」が周知されるようになったきっかけは、お笑いコンビ「見取り図」の舞台のネタであるとされています。その後、多くの芸人たちがネタで使うことによって広まっていきました。

その結果「あたおか」という言葉は「2019年のインスタ流行語大賞」にノミネートされるほどの人気を見せます。エガちゃんねるでは「あたおか」をグッズに取り入れており、一時は「あたおかTシャツ」まで売られていました。なお、あたおかTシャツは完売するほどの人気でした。

「あたおか」は悪口?

「あたおか」という言葉は侮蔑としてしか用いられない言葉なのでしょうか。

「あたおか」という言葉の意味は広く捉えられており、「頭がおかしい」という意味以外に、拡大解釈されて使われています。例えば「考えがあまりに現実的でない」「話がかみ合わない」「行動が奇妙である」といった場合にも使われます。

また、「発想が(よい意味で)突飛である」「常人には思いつかない」という感想を抱いたときに、感嘆を込めて「あたおか」と表現することも珍しくありません。使われ方を見る限り、必ずしも悪口であるとはいえない言葉です。

エガちゃんねるとは

「エガちゃんねる」とは、芸人である江頭2:50が開設したYouTubeチャンネルのことです。開設からわずか74日で登録者数200万人を超え、累計動画再生数は1億回以上に達している人気チャンネルです。

人気となった理由は、江頭2:50の過激な芸風とYouTubeの相性が良いことが挙げられます。また、2020年以降のコロナウイルスの影響によって自宅で過ごす楽しみとしてYouTubeがよく再生されるようになったことで、さらに人気を後押ししたと考えられています。