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「あざまる水産よいちょまる」の意味とは?元ネタも併せて解説

「あざまる水産」の意味は「ありがとうございます」で、「よいちょまる」は、楽しい気分を表わす「ハッピー」や「いい感じ」という意味です。これらのことから「あざまる水産よいちょまる」は、「ありがとうございます。幸せです」という意味になります。

「あざまる水産よいちょまる」の意味

「あざまる水産よいちょまる」とは、「あざまる水産」と「よいちょまる」の2つの言葉から成り立っています。

「あざまる水産」の意味は「ありがとうございます」で、相手にお礼を言いたいときに使います。2018年上半期「JC・JK流行語大賞」の「コトバ部門」で2位に選ばれました。

「ありがとうございます」を省略した「あざます」が「あざまる」へと変化したと考えられており、「水産」が付いている理由は「磯丸水産」という居酒屋チェーンの「丸」が「あざまる」の「まる」と語呂が合っているために付いたと言われています。

他に「水産」が付いている若者言葉としては、「OK」をひらがなにした「おけまる水産」があります。

「よいちょまる」は、楽しい気分を表わす「ハッピー」や「いい感じ」という意味のギャル語です。この言葉には2つの説があり、ひとつは「良い調子。」をかわいらしくした「よいちょ」と、語尾の「。」をひらがなにした「まる」を組み合わせたものという説です。

もうひとつの説は、場を盛り上げる掛け声である「よいしょ」が「よいちょ」に変化し、ひらがなにした「。」を組み合わせたというものです。

これらのことから「あざまる水産よいちょまる」は、「ありがとうございます。幸せです」という意味で、「まる」同士が韻を踏むことで言葉がリズミカルになることから、セットで使われることが多くなっています。

「あざまる水産よいちょまる」の元ネタ

「あざまる水産」は、近頃人気のお笑い芸人である「EXIT」が、テレビのトーク番組やSNSで使用していたことが元ネタで、「よいちょまる」は、テレビのバラエティ番組に出演したモデルの「ゆきぽよ」が番組上で使用したことが始まりです。

「あざまる水産よいちょまる」を初めて使ったのは女性グループ「乃木坂46」に所属する「遠藤さくら」で、テレビ番組で使用したことがきっかけとなり話題になりました。「あざまる水産よいちょまる」は、友達に何かを手伝ってもらったときや、何かをもらったときのお礼として使います。

はっきりお礼を言うのが照れ臭くても、あざまる水産よいちょまる、であればポップで言いやすいことから若者の間で人気言葉になりました。