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「かっこよ」は死語になった?意味もあわせて解説【若者言葉】

若者言葉である「かっこよ」は一時的には頻繁に使われていましたが、現在では使っている若者の割合は少なめで、死語と言えるかもしれません。「かっこよ」は若者言葉、またはネットスラングの一つで「カッコいい」という意味があります。

「かっこよ」は死語

「かっこよ」はどのようなときに使われてきたのかというと、好きなアイドルや俳優、タレントなど自分の「推し」がカッコいいと感じられたとき、また、身近なイケメンに対しても使うことが多いようです。

対面で話すときに使うのではなく、何かツールを使ってコミュニケーションを取るときに使われる傾向にあります。もちろん誰かとの会話のなかで使われることもありますが、頻度は低めのようです。

若者言葉である「かっこよ」は一時的には頻繁に使われていましたが、現在では使っている若者の割合は少なめで、死語と言えるかもしれません。流行りに敏感な若者が使う言葉は、2年から3年の周期で入れ替わってしまいます。

特にそのとき話題になったニュースや人物に関連して出来た流行り言葉は、一時的に人気になるものの、そのあと使うことはほとんどありません。また、同じような意味で新しい言葉が出てくると、そちらを好んで使いはじめるのです。

「かっこよ」の場合は汎用性の高い「エモい」が若者に浸透したことで、使われなくなっていったようです。「エモい」はエモーショナルの略で、心が揺さぶられたとき、何とも言いがたい感情になったときの表現です。

何かをみて「カッコいい」と思ったときにも、広く使われている言葉の一つです。

「かっこよ」の意味

「かっこよ」は若者言葉、またはネットスラングの一つで「カッコいい」という意味があります。LINEやSNSなどでどんどんやり取りをしたい、文字数の制限があるなかで相手に自分の言いたいことを的確に伝えたいと言葉を略すことが一般的となりました。

LINEは友達や知り合いとの限られた時間でやり取りをスピーディーに行うために、若者の間では短文の言葉が好まれます。Twitterは無料のサービスでは文字制限が140文字以内のため、出来るだけ短い言葉で投稿しようと利用者は努力するようになりました。

「カッコいい」とすべての文字を打ってしまうとLINEではリズミカルにやり取りが出来ない、Twitterでは一つの投稿を分けなければならなくなることもあるため、あえて短い「かっこよ」という言葉を使っているのです。