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「~しか勝たん」が死語になった理由とは?言い換え表現も解説

「~しか勝たん」は勝ち負けにこだわることを嫌がるオタクも存在することから、クレーマー対策として自発的に使われなくなったとされる説が有力です。一方で単に言葉の意味が分かりづらく、他の人に伝わらないので廃れたとの説もあります。

「~しか勝たん」が死語になった理由

「~しか勝たん」は自身の好みの優位性を示しつつも攻撃的な物言いではありませんが、一方で言葉尻をとらえて自分の好みが攻撃されたと揉めたケースもあります。

勝ち負けにこだわることを嫌がるオタクも存在することから、クレーマー対策として自発的に使われなくなったとされる説が有力です。一方で単に言葉の意味が分かりづらく、他の人に伝わらないので廃れたとの説もあります。

「~しか勝たん」の言い換え表現

「~しか勝たん」の言い換えとして用いられる語句には「~は正義」「てぇてぇ」などがあります。

「~は正義」は対象の事柄が唯一絶対であると、自分の好みこそがただ一つの正解であることを強調する言い回しです。「~しか勝たん」よりも攻撃的な表現と言えますが、実際には柔らかい印象を持つ語句として頻繁に用いられています。

「~は正義」は萌えマンガの宣伝文句として使われたことからオタク界隈で流行したとされています。自分が萌えを好むのは正しいことであると、嗜好を肯定する意味を持つ語句であることが受け入れられた理由と言えるでしょう。

「てぇてぇ」は「尊い」をくだけた言い回しで表現した語句であり、意味は「~しか勝たん」よりもマイルドです。自分の好みを賛美する他、高揚した際にも用いることがあります。

「~しか勝たん」の由来

「~しか勝たん」という表現はオタクが自分の好みを賛美する際に用いる用語です。猫耳メイドが好きな場合、他のコンテンツと勝負をしているかのような物言いで「猫耳メイドしか勝たん」と表現します。

アイドルオタクが好みのアイドルを褒め称える際に用いたのが由来とされていますが、後にオタク全般で用いられる語句として定着しました。「~しか勝たん」と言うことで対象が最高の存在である、他に勝るものはないと明確に表現することができます。

オタクは同じ類似したコンテンツを好む他のオタクと張り合う傾向にありますが、対立するのではなく「~しか勝たん」と言うことで自身の側の優位性を強調します。自身が優勢であることを示しつつ、攻撃的ではないことを示す語句として重宝されたと言えるでしょう。