「よきよき」は、近年流行している言葉の一つです。「いいね」などと同じように、対象となっていることをほめるときに使われます。しかし、気を付けたいのはその言葉を不快に思う人もいることです。同じ人が発する言葉でも、シーンや相手によってふさわしくないこともあります。
「よきよき」は気持ち悪いと思われる?
不快に思う人もいる
「よきよき」は、近年流行している言葉の一つです。「いいね」などと同じように、対象となっていることをほめるときに使われます。気軽に褒めるときに使いやすい言葉であるため、日常の中で活用する方も多いのではないでしょうか。
ほめることは良いことですし、気軽に良い気持ちを伝えたいときには使いやすいでしょう。言葉としても特に説明がなくても、良い意味であることはイメージしやすいですので、SNSなどでは特に活用されやすくなります。
しかし、気を付けたいのはその言葉を不快に思う人もいることです。同じ人が発する言葉でも、シーンや相手によってふさわしくないこともあります。使用する際には十分気を付けておきたいものです。
相手との関係性を考える
基本的には「よきよき」は流行語として、親しい人の中で使う程度にとどめておきましょう。親しい間柄なら失礼に当たることも少ないでしょうし、何か問題があっても後で説明することもできます。嫌悪感を抱かれたり、問題になったりすることは少ないはずです。
しかし、あまり関わりがない方に対して使ってしまうと誤解を生んだり、不快に思われることも出てきます。軽く良い印象を伝えようとしたことが逆効果になってしまうこともあるのです。
また、ある程度の年齢を重ねている方の場合、言葉遣いの常識を疑われることがあります。そのため、限られた親しい相手との間だけで使うと意識しておくことが大切です。
SNSと現実の言葉遣いは分ける
SNSを活用して人間関係を広げていく方も多いでしょう。その中では特に問題にならない言葉遣いも多くあります。「よきよき」もその言葉の一つと言えるでしょう。
しかし、そのノリで日常の人間関係にも流行り言葉を使ってしまうと、状況に合わないことも多く出てきます。そういった流行語をあまり知らない方の場合、疑問に思うことも出てくるかもしれません。
そのため、現実の人間関係の中で話をする機会があるときには、それに合った通常の言葉遣いを優先したいものです。砕けた雰囲気が共有できる間柄でなければ、「よきよき」は会話の中で使わないほうが無難です。