言葉

「やりらふぃー」の原曲は何語?流行らせた人は誰?【元ネタ】

「やりらふぃー」の原曲は何語かというとノルウェー語です。「CHERNOBYL 2017」という曲の中で登場する「Jeg vil at vi」というフレーズが「やりらふぃー」のように聞き取れたのが理由で「やりらふぃー」という言葉が生まれました。

「やりらふぃー」の原曲は何語?

ハイテンションな人たちの代名詞として2020年のギャル流行語大賞のトップに君臨した「やりらふぃー」はどこの国の言葉なのかが気になっている人もいるでしょう。「やりらふぃー」は何語かというとノルウェー語です。

「Jeg vil at vi」というフレーズが「やりらふぃー」のように聞き取れたのが理由で「やりらふぃー」という言葉が生まれました。「Jeg vil at vi」はノルウェーのアーティストとして有名なMeland x Haukenの「CHERNOBYL 2017」という曲の中で登場するフレーズです。

実際に原曲を聞いてみると「やりらふぃー」と聞こえるかどうかは人それぞれで、口コミでも空耳ではないかという意見もあります。「やりらふぃー」と誰もが聞こえるのなら流行語大賞になるのもうなずけるかもしれません。

「やりらふぃー」という言葉が流行ったのには別の理由があります。日本人に馴染みのないノルウェー語だから聞こえ方が人によって違うのも理由の一つですが、ブームを生み出したきっかけがありました。

「やりらふぃー」を日本で流行らせた人

「やりらふぃー」を日本で流行らせたのは神奈川県立田奈高校の生徒です。TikTokで自分のダンスを配信していた生徒のバックグラウンドミュージックに「CHERNOBYL 2017」が使用されていました。

その動画がTikTokでバズって注目を浴び、さらにサビの盛り上がるタイミングで「Jeg vil at vi」のフレーズが出てきたことから「やりらふぃー」が一気に流行しました。

田奈高校の生徒の動画がきっかけとなり、「やりらふぃー」をおもしろいと感じた人たちがSNSでバズらせて日本中に広まったと言えます。「やりらふぃー」は田奈高校の校歌だという根も葉もない噂が流れるくらいに、田奈高校と「やりらふぃー」がセットで知られる結果になっています。

「やりらふぃー」の原曲「CHERNOBYL 2017」はMelandとHaukenが高校を卒業するときにフェスティバルで使用する目的で作曲されたという経緯があります。そのため、田奈高校と「高校」つながりで校歌になっているという噂が流れたとも考えることが可能です。