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「レベチすぎる」とはどういう意味?発祥や元ネタも併せて解説

「レベチすぎる」の「レベチ」の部分はレベルが違うという意味があり、他のものを圧倒している、比べることが出来ないくらいレベルが高いことを意味します。「あの子は美人でレベチすぎる」「ゲームの実力がレベチすぎる」などと使うのが一般的です。

「レベチすぎる」の意味

若い世代などに使われている言葉「レベチすぎる」。

「レベチすぎる」の「レベチ」の部分はレベルが違うという意味があり、他のものを圧倒している、比べることが出来ないくらいレベルが高いことを意味します。それに「すぎる」を付けることでより高いレベルだということを表現しているのです。

「あの子は美人でレベチすぎる」「ゲームの実力がレベチすぎる」などと使うのが一般的です。他の言葉に言い換えると「桁外れ」や「格上」、「優れている」などとなります。

他と比べてレベルが違うという基準は、世間一般からみてすごいと思われていることだけでなく、個人的に優秀だと感じるときにも使うことがあります。人に対してはもちろんのこと、美味しい食べ物や便利グッズ、画期的なサービスにも「レベチすぎる」と言うのです。

若者の間では話し言葉やSNSの用語として頻繁に登場し、今では若い世代だけでなく幅広い年代にも知られるようになった言葉です。2015年頃から女子高生の間で使われるようになり、徐々に浸透したことで2019年には「ティーンが選ぶトレンドランキング」のコトバ編で第3位に輝いています。

「レベチすぎる」の発祥

「レベチすぎる」の発祥や元ネタはハッキリと分かってはいません。誰が言い出したのか、誰が考えた言葉なのかは解明されていないのです。

しかしこの言葉を使い始めた世代は、ゲームに幼い頃から親しんでいる年代です。小さな頃からゲームが身近にあり、プレイをしてきているのです。ゲームの種類によっては主人公が経験を積むと徐々にレベルが上がり、そのキャラの強さをレベルというバロメーターで表します。

レベルが高くなればなるほどキャラは成長し、ゲーム内での力を付けていきます。ゲーム内でレベルが低いキャラと高いキャラでは実力の差は明らかで、まさに「レベルが違う」状態です。

この状況から「レベルが違いすぎる」という言葉が自然と生まれ、ゲームに親しんできた世代が日常会話でレベルが違いすぎることを「レベチ」「レベチすぎる」と使い出したと考えられています。