敬語

就活メールで「その日程で大丈夫です」を敬語らしく言うには?

就活メールで企業の担当者から面接等の日程を提示された場合に、「その日程で大丈夫です」と返答したい場合には、「その日程で問題ございません」と書くとよいでしょう。「○月○日○時~とのこと、承知致しました」という表現も使用できます。

「その日程で大丈夫です」の敬語

メールが、ビジネスにとって欠かせないツールとなってきた時代、就活においても、メールを活用して担当者とやり取りすることが増えてきました。

企業の担当者から面接等の日程を提示された場合に、「その日程で大丈夫です」と返答したい場合には、どのような表現を使用するのが好ましいのでしょうか。

ビジネスパーソンとしての礼儀を感じさせる文面にするには、「大丈夫です」という表現を言い換える必要があります。日常的な生活ではよく話し言葉で使用される「大丈夫です」は、ビジネスシーンで目上の人に対して使用するのは失礼にあたるのです。

「その日程で問題ございません」

「大丈夫です」の部分を「問題ありません」と言い換えて、「その日程で問題ありません」と書くとよいでしょう。また、敬語的な表現を使用したい場合、「問題ございません」という表現を取り入れて、「その日程で問題ございません」と書くようにしてください。

「問題ありません」と似た意味を持つ言葉として、「構いません」といった表現を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、「構いません」という表現は、目上の人が目下の人に対して使う表現であり、就活メールで使用するのには不適切です。

「○月○日○時~とのこと、承知致しました」

「その日程で大丈夫です」という意味を表すのに適した表現として挙げられるのが、「○月○日○時~とのこと、承知致しました」です。この表現の場合は、先方が提示してくれた日程を復唱することで、その日時をきちんと確認したというニュアンスを伝えられます。

「承知しました」と似た意味を持つ言葉としては「了解しました」もあります。「了解しました」も「承知しました」もいずれも丁寧語ではありますが、「承知」には謙譲の意味が含まれているため、相手に対してより敬意を払っている姿勢を示すことが可能です。

「了解」ではなく、「承知」という言葉を選択することで、日程調整をしてくれた先方に対して、きちんと敬意を表すようにしてください。

また、「面接の日程についてのご提案誠にありがとうございます」といった面接の日程調整に対するお礼を述べる文を書き添えるのも忘れないようにしましょう。他の応募者とも比較される就活メールの好感度を上げられるよう、細かな表現にもこだわって就活メールを作成してください。