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日常会話でよく使う「まじ」ってなんの略なの?正式名称を解説

「まじ」という言葉はいろいろな言葉に置き換えられますが、略語として考えるときには「真面目(まじめ)」の略としてとらえることが多いでしょう。最近の若者言葉と思いがちですが、実は江戸時代から「まじ」は使われていて、芸人の間での言葉として出てきています。

「まじ」ってなんの略?

日常会話の中で、本当のことだと強調したいときに「まじ」という言葉を使うことがあるでしょう。よく耳にする言葉ですし、意味が通じないことも少ないですが、実際にどういった言葉の略語なのかなどは考えたことがない方も多いかもしれません。

「まじ」という言葉はいろいろな言葉に置き換えられますが、略語として考えるときには「真面目(まじめ)」の略としてとらえることが多いでしょう。最近の若者言葉と思いがちですが、実は江戸時代から「まじ」は使われていて、芸人の間での言葉として出てきています。

現代とほぼ意味も同じですから、古い文化がいまだに生き続けているということもできるでしょう。若者言葉として使われている「まじ」は、単なる「真面目」という言葉の意味よりももっと広い意味を含んでいることがあります。

単純に言葉を置き換えるだけではなく、全体的な文脈からどういった意味かを読み取っていくことも必要になるかもしれません。

「まじ」はどのような言葉の代わりに使われる?

「まじ」を真面目以外にどういった意味で使うでしょうか。「本気」などという言葉を置き換えることもあります。「真剣に」なども同じような意味でしょう。

もう少し広く意味を考えると、「本当に」「非常に」など強調したいことを示すときに使うこともあります。いずれにしても本当のことだ、大変なことだ、という気持ちを伝える場面でよく使われます。

大体こうした意味だととらえておけば話が通じないことはないでしょう。その時の気分などによって言葉の強さは変わってくることがありますが、いずれにしても本当のこと、強く伝えたいことだととらえておけばよいはずです。

他の形の「まじ」もある

よく使われる「まじ」は上記の形ですが、古文に触れるときに別の形の「まじ」に触れることがあります。打ち消す意味で使われる「まじ」です。

現代でも「許すまじ」などとして会話の中で使われることもあります。この場合は「許すつもりはない・許さない」などの意味になります。こうした別の意味もあると頭に入れておきたい所です。