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「りょ」の意味は「了解」!使うとうざいと思われるのはなぜ?

「りょ」はうざいという意見もあります。若い世代が言葉をないがしろにしているという意見は年配の世代からしばしば出てきますが、若い世代の間でも「りょ」がうざいという声が上がっているのが現状です。「りょ」がうざいと思われている理由は大きく分けると3つあります。

「りょ」の意味は「了解」

「りょ」は「了解」を意味する言葉です。SNSやチャットツールが広まったことによってフランクなコミュニケーションが浸透し、簡単に返答するための略語がたくさん生み出されてきました。

予測変換によって単語の頭の数文字を入力すれば良いシステムができたことにより、略語の活用が若い世代の間に浸透しています。「りょ」はアルファベットで「了解」と入力するときの最初の3文字の「ryo」です。

「了解」と伝えたいときに省略して、「りょ」を使用するのがチャットなどでは流行しています。さらに短縮した「り」も「了解」の意味で利用されているのが現状です。

「りょ」がうざいと思われる理由

「りょ」はうざいという意見もあります。若い世代が言葉をないがしろにしているという意見は年配の世代からしばしば出てきますが、若い世代の間でも「りょ」がうざいという声が上がっているのが現状です。「りょ」がうざいと思われている理由は大きく分けると3つあります。

1つ目は略す意味がわからないからです。テキストのコミュニケーションでは「りょ」と「了解」は文字数も同じで、予測変換をすれば入力の手間にも違いはありません。「了解」と書けば良いのに、あえてわかりにくい「りょ」にするのが理解できないというのがよくある意見です。

2つ目はあまりにも手抜きに感じてしまうことです。「了解」と書くのと「りょ」だけで済ませるのではそれほど大きな労力の差はないでしょう。ただの手抜きでしかなく、失礼な行為だという印象を与える傾向があります。

友達同士であれば許容されるかもしれませんが、目上の人は無礼だと感じます。目下の人からもいい加減な人だと言う印象を持たれてしまうのが一般的な傾向です。

3つ目はもはや死語だという認識があることです。「りょ」はもうほとんど使われていません。「了解」の意味では「り」や「じゅ」の方が使われています。

また、「わかった」「了解」「いいよ」などといった言葉を使う若者が増えているため、「りょ」を使っている人は古いと思われてしまうのが現状です。