言葉

「ガチ」が口癖になっている人の印象とは?【使いすぎに注意】

「ガチ」が口癖になっている人は、周囲の友達や家族から「この人はちょっと言葉が軽いな」と思われる恐れがあります。「ガチ」が口癖な人ほど、実際はあまり勝負でパフォーマンスを発揮出来なかったり、作業で良い成果を出せないケースもあります。

「ガチ」が口癖の人の印象

「ガチ」という言葉には、「真剣に頑張る」や「本気を出して取り組む」等の意味があります。元々相撲の世界の俗語である「ガチンコ」から派生した言葉であり、意外と由緒ある表現ではあります。

短い文字数で自分の気持ちを表現出来る手軽さから、若者を中心に「ガチ」という言葉はよく使われています。「今度のバスケットボールの試合はガチで勝利したい」や「ガチで準備しないと、来週の文化祭に間に合わない」等、使い勝手の良さから、様々なシチュエーションで見聞きします。

ただし、「ガチ」が口癖になっている人は少し誤解されるかもしれません。事あるごとに「ガチで頑張りたい」と話す人は、周囲の友達や家族から「この人はちょっと言葉が軽いな」と思われる恐れがあります。

人が本気で物事に取り組む際は意外と「ガチ」という言葉を使わずに黙々と行います。また本当に勝負事や作業を頑張る人ほど、謙虚な姿勢です。「ガチ」が口癖な人ほど、実際はあまり勝負でパフォーマンスを発揮出来なかったり、作業で良い成果を出せないケースもあります。

そのため世間的には頻繁に「ガチ」という言葉を使う人に対しては「逆に物事に対して不真面目な人ではないかしら」や「むしろ真剣さが感じ取れないな」と真逆の印象を抱きやすいです。

「ガチ」の使いすぎに注意

正しく「ガチ」という言葉を使っていたとしても、周囲からの印象が悪くなるリスクがあります。例えば「今からガチでやるわ」というメッセージの裏側には「今までは手を抜いていた」という暗喩があります。

当然周囲の人からすると、「あれ?この人は頻繁にガチって言っているけれど、それって裏を返せばいつもの作業や勝負については、殆ど手抜きしたり、手加減しているって事かしら」と受け取れます。

やる気や体力温存のため、人は適度に手抜きしたり手加減する事がありますが、それを友達や家族に暗喩として伝え続けたら、やはり悪いイメージを持たれてしまう可能性が高いです。