言葉

「バタンキュー」を現代語に言い換えるとどんな表現になる!?

現在、「バタンキュー」は使用される機会が少なくなってきた言葉です。世代によっては通じないこともあるでしょう。既に死語となりつつある「バタンキュー」の代わりに使えそうな言い換え表現としては、「ぶっ倒れる」「グロッキー」「寝落ち」などが挙げられます。

「バタンキュー」の言い換え

現在、「バタンキュー」は漫画やゲームの世界では使われることがあるものの、実際の会話のなかでは使用される機会が少なくなってきた言葉です。世代によっては通じないこともあるでしょう。既に死語となりつつある「バタンキュー」の代わりに使えそうな表現はないでしょうか。

ぶっ倒れる

疲れ果てて家に着くとすぐに寝てしまったというニュアンスを伝える言葉としては、「ぶっ倒れる」が挙げられます。帰宅後に何かをする余裕もなく、ただただ疲れていて、即座に眠りに落ちたというニュアンスが相手に伝わりやすい言葉です。

グロッキー

疲労の度合いが強いことを主張したい時には「グロッキー」という表現を使ってみてください。「グロッキー」は、もともとボクシングで相手の攻撃によってふらふらになってしまう状態を指す言葉です。

転じて、ひどい疲労でぐったりしている状態を指す表現としても使われるようになってきました。残業が続いて、疲労困憊している時などには「グロッキー」を使用するとよいでしょう。

「グロッキー」には、「バタンキュー」とは違って、寝入ってしまうというニュアンスが含まれるわけではないので、その点に関しては十分理解した上で使うことが大事です。

寝落ち

また、「バタンキュー」に近いニュアンスを持つ表現としては、「寝落ち」も挙げられます。「寝落ち」の場合は、何らかの作業中に寝てしまったという意味合いで使われることが中心ですが、文脈によっては「バタンキュー」の言い換えとして使用することも可能です。

「バタンキュー」の意味

「昨夜は家に帰ったらバタンキューだった」という表現を使うのは、昭和生まれならではとも言われています。平成生まれや令和生まれには、「バタンキュー」がどんな意味かすら知らない人もいます。

「バタン」は倒れる音、「キュー」は弱った状態を指す言葉です。擬音語と擬態語を巧みに組み合わせた言葉である「バタンキュー」は、疲労の限界に達して布団に入るなり、すぐに眠り込んでしまうということを表すのにぴったりの表現として親しまれていました。