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【例文付】若者が使う「あせあせ」の使い方とは?元ネタも解説

「あせあせ」は主に文章の語尾で使用され、例文として「待ち合わせに遅れそう、あせあせ」「財布を落としてしまった!あせあせ」「今日テストなの忘れてた!あせあせ」などのように使うことができます。

「あせあせ」の使い方・例文

「あせあせ」とは「慌てて汗をかいている」という様子を表し、焦っている時や困っている時、急いでいる時などに使われます。

主に文章の語尾で使用され、例文として「待ち合わせに遅れそう、あせあせ」「財布を落としてしまった!あせあせ」「今日テストなの忘れてた!あせあせ」などのように使うことができます。

また「すみません」という謝罪の意味合いもあります。その場合は、連絡が遅くなってしまった時などに「遅くなってしまってごめんなさい、あせあせ」といった使い方をします。

「あせあせ」だけでなく、「アセアセ」や「汗汗」、かっこ書きで(汗)など、カタカナや漢字を用いて表記することもあります。

「あせあせ」の元ネタ

「あせあせ」は、一般的には顔文字や絵文字として表現されることが多い言葉です。特に絵文字の「汗マーク」は、文字だけだと伝えきれない様子を表現したり、冷たい印象になりがちな文章のイメージをアップしやすいため、多くの人が使うメジャーな絵文字となっています。

しかし、最近では、絵文字を使うのは「おじさん」や「おばさん」という風潮が広がり、若者の間では絵文字や顔文字はあまり使わず、シンプルに文字だけでメッセージをやり取りするようになってきています。

そうした経緯で、絵文字の汗マークや顔文字を使うことが少なくなり、文字表記の「あせあせ」が使われています。また、「あせあせ」の元ネタとされているのが、人気YouTuber中町綾さんによる発信です。

中町綾さんは、2016年の「日本一かわいい高校一年生を決めるミスコン」でグランプリを獲得。現在は登録者数が100万人を超える人気YouTuberとして活躍し、女子中学生や女子高生を中心に若い世代に大きな影響力を持っています。

さらに、自身のチャンネルだけでなくお兄さんとのYouTubeチャンネル「中町兄妹」でも注目されて、幅広い層から支持を得ています。そんな中町綾さんがSNSなどで「あせあせ」を使ったことにより、必然的に若い世代にも拡散され、浸透していったという説があります。