言葉

「わかりみがマリアナ海溝(かいこう)」の意味や元ネタを解説

「わかりみがマリアナ海溝」という言葉は「わかりみ」と「マリアナ海溝」が合わさった言葉です。「わかりみ」の意味は「理解する」です。「マリアナ海溝」は「とても深い」という意味を表しています。つまり「理解度がとても深い」「とてもよくわかった」という意味になります。

「わかりみがマリアナ海溝」の意味と元ネタ

「わかりみがマリアナ海溝」という言葉は「わかりみ」と「マリアナ海溝」が合わさった言葉です。聞き慣れない言葉だという印象があるかもしれませんが、SNSでは以前から使われています。ただし広く社会一般で使う言葉ではないので公共の場や年配の人には通じない可能性が高いです。

「わかりみ」とは「わかる」という動詞からきており、意味は「理解する」です。「~み」をつけて「わかりみ」と変化させており、「ありがたい」を「ありがたみ」と表現するように語尾に「み」を付けて名詞化しています。

しかし、ここで使われる「~み」が、「厚い」「赤い」や「悲しい」「痛い」といった形容詞にだけ使われるため、「わかりみ」は正しい日本語の使い方とは言い難いです。

「マリアナ海溝」は北大西洋のマリアナ諸島の東に位置する世界一深い海溝のことです。水深1万メートルを超えるといわれており、地球上で最も深い海底の凹地です。

つまり「わかりみがマリアナ海溝」で使われている「マリアナ海溝」は「とても深い」という意味を表していることになり、「わかる」を意味する「わかりみ」が、「マリアナ海溝」と合わさって「理解度がとても深い」「とてもよくわかった」という意味になります。

「わかりみがマリアナ海溝」の使い方

「わかりみがマリアナ海溝」とよく似た言葉で「わかりみが深い」という表現がありますが、「わかりみ」が「理解する」を表すことから「理解が深い」という意味になります。

しかし「わかりみがマリアナ海溝」は、理解が「マリアナ海溝」であることから「わかりみが深い」よりもさらに深く理解したというときに使われます。

使われ方としては「彼の説明はわかりみがマリアナ海溝」「彼がモテモテなのはわかりみがマリアナ海溝」「あそこのショップが人気なのはわかりみがマリアナ海溝」などです。

意味は「彼の説明はすごくよくわかった」「彼がモテモテな理由がわかりすぎるほどわかる」「あそこのショップが人気な理由がすごくよくわかった」です。