敬語

「めっちゃ」の言い換え表現とは?【ビジネスシーンで使える】

「めっちゃ」の尊敬語が「大変」であることを覚えておくと、ビジネスシーンでかなり目上の人と会話をした際にも、失礼に当たる心配が少なく済みます。同様に丁寧語についても、「とても」や「非常に」という言い換え表現が出来ると、ビジネスシーンでは何かと役立ちます。

「めっちゃ」の言い換え表現【ビジネスシーン】

「めっちゃ」を使用したいビジネスシーンに直面することも、決して珍しくないでしょう。そこで「めっちゃ」の言い換え表現を事前に知っておけば、咄嗟のビジネスシーンにも役立つはずです。

まず「めっちゃ」の尊敬語が「大変」であることを覚えておくと、ビジネスシーンでかなり目上の人と会話をした際にも、失礼に当たる心配が少なく済みます。例えば「めっちゃ美味しい!」「めっちゃ楽しい!」であれば、「大変美味しゅうございました」「大変楽しい時間を過ごせました」など、このような言い換えが可能です。

同様に丁寧語についても、「とても」や「非常に」という言い換え表現が出来ると、ビジネスシーンでは何かと役立ちます。例えば身近な上司や同僚に対して、「とても美味しかったです」「非常に楽しい時間でした」というように、無理なく自然に使えるようになるのが理想です。

「めっちゃ」はビジネスシーンにふさわしくない

「めっちゃ」という言葉は便利かもしれませんが、もちろんビジネスシーンで使用するのは禁物です。

その理由としては、ビジネスシーンでの基本的マナーとして、一定以上の品格や客観性が求められるから。「めっちゃ」は主観的かつ感情的に強調する表現であり、フォーマルなビジネスシーンで使用するにはふさわしくありません。

もう1つ理由で忘れてはならないのが、年齢のこと。老若男女あらゆる人々が交わるビジネスシーンでは、誰もが理解しやすく伝わりやすい、丁寧な標準語を使うのが基本です。

この点、「めっちゃ」は若者言葉であり、若年層に該当しない人々には伝わりにくいだけでなく、無礼と思われてしまうことも十分にあり得ます。したがってビジネスの場ではどのような状況になっても、この言葉を極力避けるのが無難です。

「めっちゃ」とは

「めっちゃ美味しい!」「めっちゃ楽しい!」このような表現を聞いた方、あるいは言ったことがある方もいるはずです。

「めっちゃ」という言葉は、「非常に」や「大変」または「とても」などを意味し、ある特定のモノや事柄などに対して、それを主観的かつ感情的に強調したいシーンで使用されるのが通常です。

そもそも「めっちゃ」という言葉は、1990年代に大阪で発祥した若者言葉の1つ。2000年代に入ってから、全国的に認知されて一般化したと言われます。