方言

「ごっつい」は徳島の方言なの?意味と使い方もあわせて解説

「ごっつい」は徳島の方言(阿波弁)です。「すごい」とか「とても」という意味です。「ごっつい」の使い方としては、「そのリンゴごっついおっきいなー」とか「いきなりごっつい雨が降ってきたんじょー」とか、「あの娘ごっつい可愛いなー」という風に使います。

「ごっつい」は徳島の方言

「ごっつい」は徳島の方言(阿波弁)です。「すごい」とか「とても」という意味です。「ごっつい」の使い方としては、「そのリンゴごっついおっきいなー」とか「いきなりごっつい雨が降ってきたんじょー」とか、「あの娘ごっつい可愛いなー」という風に使います。

阿波弁の特徴

語尾を伸ばす

阿波弁の特徴としては、語尾に「~じょ」や「~な」、「~けん」がつきます。独特のなまりがあり、語尾に「~じょー」とか「~なー」と伸ばすのが特徴です。東京などで使われる標準語と比較すると、阿波弁は抑揚があるので、どこか親近感がわいたり人懐っこさを感じられます。

語尾に「~けん」とつけるだけであたたかい感じを与えるので、男性が使っていたとしても県外の人が聞くと可愛らしいと感じる事も多いです。こうした方言はどこか柔らかく聞いてて落ち着く雰囲気もあるので、女性が使うとより魅力的に感じます。

関西弁の影響を受けている

徳島は大阪や近畿に地理的にも近く、これらの地域の文化的影響を受けやすく、また産業も結びついていたので自然と大阪弁や近畿の方言から影響を強く受けています。そのため阿波弁は関西弁にイントネーションは似ていますが、語尾が異なるのですぐに違いは分かります。

例えば関西弁だと語尾に「~やん」とか「~やんか」、「~やんけ」等を使いますが、阿波弁は語尾に「~けん」とか「~じょ」ですし、否定する時も関西弁は「~へん」ですが、阿波弁だと「~れん」と異なります。